LE SSERAFIM

ルセラフィム・カズハは人気急上昇!身長や年齢、バレエやプロフィールなど紹介

カズハアイキャッチ

ルセラフィム(LE SSERAFIM)のカズハさんはバレエ経験者です。

経験年数は15年。名門へのバレエ留学もしたため、K-POP界のバレエ出身者の中で、最もエリートコースを歩んだメンバーといわれています。

バレリーナへの道に突き進みながら、なぜK-POPでデビューしたのでしょうか。

プロフィールも交えて紹介します。

最後までご覧いただければうれしいです。

ルセラフィム・カズハのプロフィール

カズハさんの本名は「中村一葉(なかむら かずは)」です。

誕生日は2003年8月9日。年齢は19歳です。

カズハさんの身長は170cmです。体重は不明です。

出身は大阪府血液型はB型です。

家族構成は両親。カズハさんは一人っ子です。

個人インスタグラムのアカウントを開設しています。

ルセラフィム・カズハのデビュー前

3歳からバレエを習う

カズハさんは大阪で生まれ育ち、2006年の3歳から「橋本幸代バレエスクール&Jr.co」に通いました。スタジオは高槻市と大阪市生野区にあります。

WEVERSEのインタビューでバレエを始めたきっかけを語っています。

「最初は自分が習いたいとは言っていなかったんです(笑)。母が家の近くにあったバレエスタジオに私を通わせてくれたので、知らず知らずのうちに始めました(笑)。小さい頃は友だちと楽しく遊びながら学ぶ感じでした」

Weverse magazine

そこから次第にバレエの魅力に引き込まれていったようです。

「橋本幸代バレエスクール&Jr.co」では、クラッシックバレエを橋本幸代さんに、コンテンポラリーを寺田みさこさんにトレーニングを受けています。

 「だんだんコンクールにも出るようになって、バレエをプロとしてやっている人がいることを知り、その姿がかっこよくて、『私もあんな風にプロとしてバレエをやりたい』と思ったんだと思います」

Weverse magazine

カズハさんは、バレエに適した恵まれた身体を持ち、しかも努力家でもあったため、才能の芽はぐんぐん伸びていきました。

13歳以降トップ独占の受賞歴

バレエスクールに通い始めて10年。

2016年の13歳から数々のコンクールで好成績を残していきます。

受賞歴を紹介します。

受賞年コンクール部門作品受賞
2016Japan MIE Ballet CompetitionJ1A部門エスメラルダVa第1位
2017びわ湖洋舞コンクール中学生部門眠りの森の美女第3幕よりオーロラのVa第1位
2017WorldDream Ballet Competition中学生部門エスメラルダVa第1位およびグランプリ受賞
2017International Ballet Competition AsianGlanPrixJB部門フロリナ王女のVa第2位
2017Victoire Ballet Competition神戸中学生部門サタネラ第2位
2018こうべ全国洋舞コンクールクラッシック女性ジャニア2部エスメラルダのVa第1位
2019Victoire Ballet Competition神戸中学生部門森の女王第1位

2018年〜2019年には、ヴィスラフ・デュディック氏主催「Youth spirit of dance」ポーランド公演と日本公演に参加。「パ・キータ」のソリスト、「Fragment」振付JacePrzybytowicaのメインキャストを務めています。

さらに、世界トップ10に入る名門のロシア・モスクワのボリショイアカデミー、イギリスのロイヤルバレエスクールで短期研修も受けました。

オランダへバレエ留学(高校2年生)

カズハさんは高校2年生の時、オランダ国立バレエアカデミー(Dutch National Ballet Academy)にバレエ留学をします。

オランダ国立バレエアカデミーは、オランダ国立バレエ団の付属学校として、バレエダンサーの育成を行う専門学校です。

学校のレベルは、オランダ国内No.1世界トップクラスの国公立のバレエ学校の一つとして認識され、外国人留学生の受け入れ審査も厳選に行われています。卒業生の多くはバレエ団での活躍が期待されています。

カズハさんはその狭き門を突破した実力者です。

ちなみにオランダ国立バレエアカデミーの練習風景はこんな感じです↓

カズハさんは留学した年のシーズン公演「ロミオ&ジュリエット」で、振付家RudivanDantzig氏に選抜されて出演しました。

夢だったプロのバレリーナへの階段を駆け上っていた感じですね!

ブラックピンクのミュージックビデオに衝撃

オランダで厳しいトレーニングを積んでいたカズハさんですが、留学中、大きな悩みがありました。

「バレエを続ける中で、今後『自分の人生でバレエだけをやるのか』ということをたくさん考えたと思います。もちろん、バレエをやっている間は、その過程が楽しくて勉強になることも多くて良かったのですが、同時に『これが本当に自分のやりたい夢なのか』という考えもずっとありました」

Weverse magazine

そのような葛藤を抱くようになったのは、K-POPと出会ったからに他なりません。

中学生の時、友だちとの間で流行っていたブラックピンク(BLACK PINK)のミュージックビデオをみて、カズハさんは衝撃を受けました。

「私は最初、BLACKPINKの先輩の歌を聴いてK-POPにハマりました。 最初に『Boombaya』のミュージックビデオをYouTubeで偶然見たんだと思うんですけど、その時、その映像を見て『これはどういう世界なんだろう』と驚いたのを覚えています(笑)。 そして、BLACKPINKの先輩が大阪に来た時に、コンサートに行ってライブも見ました」

Weverse magazine

大阪コンサートに行ったのは、オランダ留学前のこと。

コンサートでの衝撃は相当なものだったようです

「実際にステージを見たときに感動して涙が出ました。 今までバレエのステージをたくさん見てきたんですけど、バレエのステージとはまた違う感じで素敵で、『私もあんなステージに立てたらいいな』と思ったんです。 BLACKPINKの先輩たちが素敵で、きれいで、カリスマ性がある人たちなので、そうなりたいという気持ちがたくさんありました。 かわいいスタイルじゃなくて、素敵な女の子の感じですね」

Weverse magazine

ブラックピンクとの出会いを機に、K-POPのような別のジャンルで、色々な表現ができる舞台に挑戦したいという気持ちが強くなっていったようです。

オランダからオーディションに挑戦

「でも、いざ新しいことを始めるのはなかなか難しいし、留学もしていたので、どうすればK-POPの世界に入ることができるのかわからず、もどかしい気持ちもたくさんありました。 そんな中、COVID-19でK-POPのオーディションがすべてオンラインになったんです」

Weverse magazine

カズハさんは悩み抜いた結果、「とりあえずやってみよう!」と決断し、2021年にHYBEのK-POPオーディションに応募します。

送った内容はBTSのDynamiteの振り付け動画とバレエ動画

BTSのDynamiteのダンスブレイクは一度やってみたかったのだそうです。

オーディション準備中も、モダンダンスとK-POPの振り付けを調和させたBTSの「Black Swan(ブラック・スワン)」に感銘を受けました。特にジミンさんの振り付けを見て、とても美しいと思ったようで、自分も新しい表現にチャレンジしたいという思いが出てきたようです。

カズハさんは心身共にK-POP色に染まりました。

2021年8月6日、バレエの「BALLET AT A GATHERING」に出演するため、留学先のオランダから一時帰国。

これが彼女にとって最後のバレエ公演となりました。

2021年9月オーディションに合格

カズハさんはオンラインオーディションに合格します。

2021年9月のことでした。

「キャスティングの連絡をいただいたときは、実は学校でバレエ団のオーディションの準備をしていた時期で、これからどんなところでどんな仕事をするのか悩みも多かった時期。これから自分が何ができるのかもわからない状況だったので、『どこにも安定した道はないんだな』と思いました。そんな中で、これから何をしたいのかを考え続けて、K-POPという新しい道、歌手の道を選ぶのが正しいと感じました」

Weverse magazine

バレエ団のオーディションとは、オランダ国立バレエ団に入るための試験ということですね。

専門学生からいよいよ「仕事」として出発するための大切な時期だったということになります。

そういう時期に、カズハさんは K-POPのオーディションに合格しました。

カズハさんの父親はバンド経験者。母親は学生時代にダンス部として活動し、以前からK-POPに興味があったので、カズハさんがK-POPアイドルの練習生になることには理解があったそうですよ。

2021年11月オランダで練習開始

9月にオーディションに合格し、その2か月後からデビューに向けた練習がオランダで始まります。

まず、Zoomでオンライン韓国語レッスンを受けました。

韓国語の先生がオウムを肩の上に乗せて授業をしてくれたそうです。

そして、HYBE、Source Musicのボーカル&ダンストレーナーがオランダまで訪れ、滞在しながらカズハさんにデビュー曲の振り付け、歌、ラップを教えました。

午前はボーカルの練習、午後は振り付けの練習を5時間ほど受けたそうです。

ルセラフィムのメンバーとはZoomを通じて挨拶をしました。

韓国語を習い始めて2ヶ月後のことでしたが、挨拶や自己紹介を準備していたカズハさんを見て、サクラさんは礼儀正しい人という印象を受けたそうです。

2022年1月、カズハさんは生まれて初めて韓国に入国。コロナ禍で、ホテルで一定期間隔離されましたが、その時も一人でデビュー曲「FEARLESS」の振り付けを練習しました。

隔離期間が終わり、宿舎に到着した翌日から「BLUE FLAME」のレコーディングが開始。サクラさんがたくさんサポートしてくれました。

2022年4月8日、カズハさんはルセラフィムのメンバーとして公開され、5月2日にデビューします。

2021年11月の練習開始から2022年5月2日のデビューまで、わずか6ヶ月間です。

カズハさんはインタビューで語っています。

「 私は悩みがあるたびに日記に悩みを書いているのですが、その時に書いた悩み、考えたことを読み返してみると、確かに私がやりたいことは『新しい道に進むこと』でした。 だからこの道を選ぶことができたのだと思います」

Weverse magazine

新しい道への挑戦の心が成し遂げた、まさに「人生の転換劇」です

ルセラフィム・カズハのポジション

カズハさんはオールラウンダーの一人に挙げられています。

主なポジションはラップとダンスですが、ボーカルも上手なため、練習生期間が短い日本人にもかかわらず、かなり多くのパートを担当しています。

タイトル曲「FEARLESS」と「BLUE FLAME」をはじめ、ほぼ全ての曲でメインボーカルであるキム・チェウォンさんとホ・ユンジンさんの次にパートが多いです。

「ANTIFRAGILE」と「IMPURITIES」はユンジンさんの次に多いです。

15年のバレエキャリア、上品な雰囲気、柔軟なフィジカル、自然体な性格など、カズハさんが持っているイメージが、ルセラフィムのイメージアップに大きく貢献しているといわれています。

新鮮なニューフェイスで、センターに立った時にチームのバランスを整えられる存在だと評価されていますよ。

ボーカル:サブボーカル

ボーカル分野ではサブボーカル的な役割を果たしています。

中低音のトーンですっきりと歌う音色を持っています。

英語の発音も良く、独特の音色なので、曲を盛り上げるのに適した声だとか。

「ANTIFRAGILE」活動中、ホ・ユンジンさんがコロナに感染し欠席したステージでは、カズハさんがパートの一部を引き受けて好評を得ました。

日本発売曲「CHOICES」でもボーカルパートをかなり多く担当していますが、かなり広い音域が目立つパートもあります。

ボーカルの向上にも期待大です

ラップ:メインラッパー

メインラッパーと認識されています。

中低音の声が特徴なので、リーダーのキム・チェウォンさんは「カズハのラップは清純そうな見た目とは違って、反転した魅力がある」と語っています。

英語パートをこなすときの発音が自然で、日本人特有の英語訛りはほとんどありません。

「ANTIFRAGILE」でも中低音の声でラップパートを担当しています。

ダンススタイル:バレエ要素を取り入れたメインダンサー

グループの中ではメインダンサーです。

このポジションは不動ですね

15年間、専門的にバレエを学んできたため、踊るときの力強さとボディコントロールが非常に際立ち、軽やかでありながら美しく繊細なダンスラインが魅力的です。

「BLUE FLAME」のステージの中でバレエの要素を取り入れた振り付けを見事にこなしました。

「ANTIFRAGILE」のほか、各授賞式やステージでもバレエの動きを取り入れて披露しています。

曲「IMPURITIES」も、カズハさんのダンススタイルが映えて調和する曲です。

K-POPに関心のある多くのバレエ経験者がカズハさんのダンスを見て驚くそうです。

というのは、バレエをしていた人が初めてダンスを習った場合、バレエ経験が長いほど、他のジャンルのダンスを習得するのに非常に時間がかかるのだそうです。

しかし、カズハさんはわずか4~6ヶ月で15年間続けてきたバレエの痕跡をほとんど消し去り、バレリーナの強さ、コントロール、美しいラインと優雅さなどの長所だけを生かして、ヒップホップやストリートダンスの影響が大きいK-POPの振り付けをうまくこなしているというのです。

そのように評価されるカズハさんは、バレエとK-POPの振り付けをミックスして表現しています

憧れていた通りの道に進んでいるといえますね!

余談ですが、バレエは練習量が減ると筋肉が元に戻り、現役時代ほどのレベルでは演技ができなくなるそうなので、カズハさんもそのことを熟知し、空いた時間に練習をしているそうです。

ルセラフィム・カズハのキャラクター

性格:穏やかでマイペース

カズハさんは一人っ子で、留学も一人で行ったので、一人のプライベート時間を持つのも好きなようです。

バレエの世界で数多くの舞台を経験してきたせいか、どのような状況でも余裕のある、落ち着いた一面を多く見せているそうです。

性格も特に急ぐことなく、マイペース

穏やかで、常に微笑を浮かべています。

考えが深く、心優しい」「些細なことにも気を使ってくれる」「自分より他人を優先する人」と周囲からいわれています。

独創的な発想を持っているため、インパクトのあるシーンを多く生み出しています。

ぐんぐん上達している韓国語を使って、大阪人らしいギャグ好きな性格も発揮しているそうですよ。

ビジュアル:清純な雰囲気の温厚な美女

清純な雰囲気のビジュアルを持つ温厚な美女といわれています。

でありながら、スポーティーなイメージもよく似合います。

15年間のバレエ経歴で鍛えられた鮮明な筋肉が印象的で、特に作りにくいといわれる背筋と割れた腹筋にファンの注目が集まっています。

ルセラフィムのステージを見たSource Musicのスタッフ、パク・ヒジュさんは「カズハの女神」とビジュアルを絶賛しています。

韓国の音楽評論家のチョ・ウンジェさんも、ルセラフィムのデビュー曲先行公開のステージで、最も目を引いたのはカズハさんだったと語っています。

首が長いため、髪を解いた時と結んだ時のイメージがかなり違います。

口元がハート型で、笑う姿が魅力的。

2022年5月2日のデビューショーケースで公開された直後、K-POPコミュニティではそのビジュアルを絶賛する書き込みであふれました。

顔が小さくて首が長く、背の高いバランスのとれたフィジカルスタイルなので、ドレス、コート、スーツや制服など、様々な衣装をうまくこなします。

他のメンバーと違って東洋的な外見なので、北方系が最も多い韓国で親しまれているようです。

韓国系メンバーのキム・チェウォンさんとホ・ユンジンさんは日本人が好きな顔で、日本人であるカズハは韓国人が好きな顔という意見があるようですよ。

好み:派手なものより実用的なもの

・好きな言葉の一つは「木漏れ日」
・好きな色は緑色
・服の好みは、派手なものより、すっきりしたものを追求し、実用的でかっこいいスタイルが好き
・ヨーグルトが好き
・食事はご飯よりサラダ派
・実は食べるものは選ばない。嫌いなものがない

ルセラフィム・カズハのこぼれ話

ムーミンに似ているといわれ、ニックネームがムーミン。ムーミンと誕生日も同じです。

大阪人らしく、「笑い」へのこだわりがあります。

学生時代に一番得意だった科目は歴史。歴史の先生がとても綺麗な字体で授業したそうで、そこから好きになったそうです。

暇さえあれば筋トレをしているそうです。サクラさんが目覚めた時、カズハさんが床でトレーニングをしていて驚いたそうです。カズハさんはバレエで鍛えた筋肉が衰えるのを心配して筋トレに励んでいます。

腹筋を2分間で82回やりました。

筋トレ器具は10個以上持っています。

カズハさんと同時期にバレエをしていた人の情報によると、彼女は大会に出るたびに入賞する実力者として有名だったそうです。

手はルセラフィムのメンバーの中で一番大きいです。

15年間、プロのバレリーナを目指して専門的にバレエを学び、イギリスとロシアの世界有数のバレエ学校に短期留学し、さらにはオランダに長期留学。留学後もオランダと日本を行き来した生活を送っていたことから、かなり裕福な家庭で育ったと推測されています。

日本語、英語、韓国語の3カ国語が話せます。

オランダ留学の経験から英語が少し話せるので、韓国系アメリカ人メンバーのホ・ユンジンさんと初めて会った時は英語で会話を交わしたそうです。

カズハさんの韓国語の発音は良い方だそうです。ネットフリックスでドラマを見ながら韓国語字幕と日本語字幕を同時に視聴したことが語学習得に役に立ったと語っています。現在は英語よりも韓国語が得意になったそうですよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

カズハさんのバレエ時代からKPOPデビューまでをまとめてみました。

15年間のバレエ経験をうまく生かしながらK-POP界でもその輝きを発揮しているカズハさんはとても素敵です。

新しい情報が入り次第、随時更新していきたいと思います。

最後までお付き合いありがとうございました。